暮らしのなかのお菓子

お菓子を通してこころの豊かさを

お菓子を作り続けるうえで、大切にしていることがふたつあります。

ひとつは、昔ながらの饅頭や餅菓子などの伝統的なお菓子を、四季折々の行事との結びつき、文化的な成り立ち、物語とともに残し、伝えていくということ。

もうひとつは、若い世代にも食べていただける新しいお菓子、今までにないおいしさや魅力のあるお菓子を作り続けること。

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平安堂梅坪の企業理念は「魅力あるお菓子で、お客様の生活文化に寄与しよう」。
ひとことでいうと「こころを豊かに」しようということです。

お菓子は平和の食べ物です。
お菓子は笑顔をもたらす食べ物です。
難しい顔や怒った顔でお菓子を食べる人はいません。
国際平和文化都市を標榜するまち広島でこのたび開催された「ひろしま菓子博2013(第26回全国菓子大博覧会・広島)」でも、「笑顔をむすぶお菓子のちから」というテーマを掲げました。

お菓子は三食のご飯とちがって、無くても困らないものですが、無いとやはり物足りない、生活に潤いやゆとりが足りないと感じてしまいます。
お菓子は、それを食べた人のこころ、日々の暮らしを豊かにするものです。

これからも、昔ながらのしきたりや行事に由来するお菓子を通して、親から子へ、子から孫へと、世代をこえてお客様の心を豊かにしたい。

また、今までにない味を食べた時の感動や喜びを味わっていただくことで、お客様の人生を豊かにしたい。

そんな魅力あるお菓子を作り、みなさまにお届けし続けることが、御菓子所 平安堂梅坪の使命だと思っています。